【カメラマン】千葉県にあるノスタルジックな桟橋「岡本桟橋」に行ってきた

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時間帯によって変わる景観

岡本桟橋の良いところは時間帯によって様々な景観を見ることができる。太陽が昇っている昼時、太陽が沈む夕方、そして真っ暗になった夜、それぞれがいい味を持っている。

岡本桟橋

特にオススメなのは夕方から夜にかけての1時間だと筆者は思っている。ノスタルジックさを味わうならマジックアワーを狙うべきなのだ。
太陽が沈み、影がなくなった宵のうち、辺りが暗くなりかけ物がくっきり視認できなくなった時の岡本桟橋のノスタルジックさは昼時の比ではない。

ノスタルジックで言うと、ここ岡本桟橋から少し距離はあるが、亀岩の洞窟(濃溝の滝)というノスタルジックでめちゃめちゃジブリっぽい風景があるので良かったらそこにも行ってみて欲しい。詳細は以下のリンクで紹介している。

海の撮影が故に潮の満ち引きも考慮しておくと良い。と、言うのも干潮の時に来た場合は橋の脚が丸見えになってしまう。それでも良いっていう人もいるが、個人的にはあまり映えないと思う。

まめちしき

潮の満ち引きは(干潮と満潮)は1日に2回ずつあり、日毎に約30〜50分遅れていく。

上のサイトでは館山の今後の海面水位のデータが載っているので参考にしていただきたい。カメラマンとしていくのなら、自分が訪れる時間帯が満潮なのか干潮なのか知っているほうがいいだろう。

ではどのような景観を見ることができるのか、写真を添えて見ていこう。

朝から昼にかけて

太陽が昇っている時間帯は朝も昼も見れる景観はあまり変わらない。冬の空気の澄んだ日なら富士山を見ることもできる。

岡本桟橋は途中までは木製の橋だが、その向こうはコンクリートで作られている。さすがに全部木製だったらすぐに壊れてしまうのだろう。
ちなみに被写体をこんな感じで配置すれば黄昏感を最高に演出できるのでオススメだ。

岡本桟橋

干潮の時

では干潮の時はどのように見えるのか。答えは下の写真。
木製の脚部分が丸裸になっているではないか、こうなってしまうと桟橋感が少し欠けてしまう気がする。
水位が低いので波がこちらまで届かず、迫力のない写真にみえてしまいがちである。

岡本桟橋

干潮ではない時

お昼頃の満潮の写真がなかったのでこれで我慢していただきたい。一目瞭然だが、こっちのほうが桟橋感がある。水位が高いので波も遠くなく迫力を感じられる。

岡本桟橋

ポイント

お昼時は出入りする人が多いので、無人の桟橋を撮影するのは少し難しいだろう。狙うなら冬の平日の朝早くがオススメだ。

夕方のマジックアワー

岡本桟橋が最も映える時間帯が夕方のマジックアワーだ。この瞬間にノスタルジーがピークに達する。写真では伝わりにくいが波のせせらぎ、水銀燈の灯火、仄暗い景色いろいろ合わさり最高のノスタルジックを演出させる。

そして夕方から撮影する場合には三脚は必須なので絶対に車に置き忘れないこと、マジックアワーはすぐに終わってしまうのでウカウカしていられない。

ポイント

夕方でも太陽が出ている時と、沈んだマジックアワーの時は全く違う写真が撮影できる。マジックアワーのほうが味のある写真を撮影できるだろう。

夕方近くになると桟橋を渡りづらくなる

これは実際に行って驚いたのだが、お昼頃はファミリー層が多く来ていた。桟橋にも多くの人が渡っていた。
しかし夕方近くになるとファミリー層は消え、カメラマン達が多く集まってくる。三脚を立てて場所取りをしている人もたくさんいる。マジックアワーを撮影するためだ。

混雑している時に岡本桟橋に来た場合、注意していただきたいことがある。注意というよりかは頭に入れておいて欲しいことなのだが、夕方近くになると誰一人桟橋を渡ろうとしない。というのも、多くのカメラマンが同じ場所を狙っているので誰も渡る勇気が無い、ということなのかもしれなが。

もし渡ろうものなら文句を言われかねない、という考えがあるのかもしれない。何しろ、マジックアワーで多くのカメラマンが三脚を立てて撮影している時は下手に刺激しなほうがいいかもしれない。あくまで助言とまでしておく。

逆に平日なら人は少ないので大丈夫だろう。

岡本桟橋

太陽がまだ昇っている夕方

夕方でも太陽が出ている間は強い影と、水面に太陽の反射が発生する。コントラストがとても強い写真を撮影することができる。
水面に反射した太陽の光は白くキラキラ光ってしまいがち、夕方になる頃には少し落ち着くが、それでも反射は抑えられない。

対策としてPLフィルターを使えば反射を少し抑えることは可能だ。

岡本桟橋

岡本桟橋

岡本桟橋

太陽が沈んだ夕方(マジックアワー)

さぁこの時がやってきた。周りのカメラマンはこの瞬間のために三脚を立て、数時間前から場所を確保しているのだ。
太陽が水平線彼方に沈みだし、辺りは仄暗くなってくる。陰影がなくなり、波の音とシャッター音だけが聞こえてくる。チャンスは約30分くらいしかないので心して挑もう。

太陽が沈んだマジックアワーには影が薄く水面反射も少なくなりコントラストが低い写真を撮影することができる。

またマジックアワーの中でも太陽が沈んで直ぐと終わりの方でもかなり雰囲気が変わってくる。そして快晴の時と、多少雲があった時、どちらも映えるので少しくらいの雲は好都合と思って構わないだろう。

マジックアワー(初期段階)

まずはマジックアワーの初期段階ではどのように見えるのか。
辺りの陰影はかなりなくなるが、水平線近くの空はまだ赤く染まっている状態。

岡本桟橋

マジックアワー(終盤)

マジックアワーの終盤になると頭上は青くなり、水平線の赤も次第に暗くなっていく。
季節によっては月も画角の中に入れることも出来、ノスタルジーな写真を撮影することも可能だ。

個人的にはマジックアワー終盤が最も美しいと思うので、是非最後までいてこの絶景を見たいただきたい。

岡本桟橋

岡本桟橋

完全な夜

マジックアワーも終わり真っ暗になった頃、これもまた味のある写真を撮影できる。この時間帯になると、たくさんいたカメラマンは2,3人くらいまでとなる。

そして完全な暗闇なので、懐中電灯なるものを持っておかないと足元もほとんど見えないので非常に危険だ。

岡本桟橋

岡本桟橋

2枚目の写真を見ればわかるが橋が濡れている。この時はちょうど満潮になった頃で、奥の方はしきりに波に揉まれていた。
濡れた橋が灯りに反射していることで良い画になっている。

NDフィルターがあると良い

ここで撮影する場合、NDフィルターがあったほうが絶対に良いと断言しよう。使い方はもちろん波を無くすためだ。
ノスタルジックさを求めるなら迫力なんて邪魔な要素で、落ち着き感が必要なのだ。そのためにはNDフィルターを使い、波を消すべきである。

NDを使わず、感度を最低にしF値を絞るというやり方もあるが、それだけでは波が消せるまでシャッタースピードを稼ぐことは出来なかった。

実際にNDフィルターを使い長時間露光した写真がこちら。

岡本桟橋

波が完全になくなっているのがわかる。落ち着き感がある写真になっていることもわかる。

富士山とのコラボ

空気が済んでいる日には富士山を見ることもできる。しかし、多くは雲があったり、空気が霞んでいてくっきり見ることは叶わない。
実際に4回くらい来ているが、お昼頃は空気が霞んでいて見れたことが無い。

マジックアワーの時に1回見ることが出来た。以下の写真である。富士山がシルエットになっていてかなり誇張しているが美しい写真には違いない。ちょっと怖い感じもするが…

岡本桟橋

まめちしき

ここ南房総市では4月下旬〜5月、7月下旬〜8月にかけてダイヤモンド富士も見ることができる。その期間中の約2日間だけしか見ることが出来ない、もし見たい人はダイヤモンド富士予測サイト等で確認してみるのも良い。

まとめ

以上が原岡海水浴場の岡本桟橋である。土日は人が多いので平日に行くのがオススメ。だって都会の喧騒から逃れるために来たのに混雑していたら本末転倒じゃあありませんか。
おすすめの時間帯は日が沈む1時間前に来てマジックアワー終わるまでボーっとする。これでいいのである。

岡本桟橋まとめ・岡本桟橋とは原岡海水浴場にある
・ノスタルジックな絶景が見れる場所
・住所は〒299-2403 千葉県 南房総市 富浦町原岡204
・ルートが非常に分かりづらいので下調べをしておく
・駐車場は無料開放、トイレあり
・朝昼夜いろんな景観が楽しめる、オススメは夕方頃
・NDフィルターと三脚は必須
・少し雲があってもいい写真は撮れる
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