日常生活に必ずしも必要ではないが、なぜかたくさん買い込んでしまう。そんな経験、男性の方なら分かるだろう。筆者もその一人でこれまで数々の懐中電灯を購入してきては、ほぼ使わず倉庫に今も眠っている。
懐中電灯は意外と嗜好性の高いものだと最近気づいたのだが、私が重視していたのはとにかく「明るい」懐中電灯ばかりを集めてきた。通販サイトAmazonで懐中電灯と検索すると「爆光!」「最強の明るさ」と謳って様々な品が売っている。それを信じて買ってはみたが、たしかに明るいが飛び出た明るさではない、というのが常だった。
しかし今日、筆者の懐中電灯集め終了を宣言する!
というのも求めていた明るさに十分満足できる懐中電灯を手に入れたからである。実はその懐中電灯は界隈では超有名な懐中電灯らしく、なぜ筆者が今日の今まで知らなかったのか恥ずかしいばかりである。懐中電灯の専門的な知識は無いの悪しからず。
アメリカ規格の「マグライト」
マグライト、という言葉を聞いたことある人は多いと思う。アメリカに本社を置く懐中電灯の老舗である。歴史は古く約50年も懐中電灯を作り続けている。よく海外映画で見るポリスが使っている懐中電灯はほぼマグライトである。
MAG-LITE
またその中にもいくつかのライトがあるのだが、マグライトの中でも最も明るく、最長距離の
「ML300L 3.CELL.D」を紹介しようと思う。
実際に筆者が買って、中華製のLEDと比較してみようと思う。
今回筆者が購入した懐中電灯は以下リンクの「ML300L 3.CELL.D」である。
ちなみに単一電池を3本使うことになる。充電池を購入すれば使い回しが可能なのでおすすめだ。筆者も以下を使っている。
純正の充電器は高いので筆者はサードパーティ製の充電器を使用している。
EBLというメーカーの充電器で、Panasonic製の電池にも対応している。
ML300L 3.CELL.Dを購入してみて
ML300L 3.CELL.D(以後300Lに統一)を購入して最初に思ったことは「かなりでかい!」ということだ。それもそのはずで、単一乾電池を3個使用するので太いし長い。
ただこの重さ、そしてさわり心地から伝わる質感はかなり高いように思える。安い中華製の懐中電灯とはまるで違う質感であり、手に持った時の満足感というか、所有欲を満たされるとはこのことだと実感した。
筆者は今までコンパクトな懐中電灯しか購入しなかったので、300Lのように大きいサイズは少し戸惑った。というのも、懐中電灯にしては結構大きめでポータビリティはほとんどないからだ。夜の散歩ならまだしも、登山使用ともなると「でかい」「重い」「邪魔」の3拍子なため用途を選ぶモノになる。
しかし、その分「明るい」「長時間」「頑丈」というメリットもあるわけだ。ただ単に明るいから買っても、使用用途によっては使いづらい可能性もあるので注意が必要だ。
では ML300Lのスペックは以下の通りだ。ちなみに、カンデラとルーメンについてはここで触れると長くなるので各自で調べてほしい。その他にもルクスという単位もあるので結構ややこしい。
商品名 | マグライトLED ML300L 3.CELL.D |
重量(電池含む)単一乾電池3本 | 約620g |
長さ | 298.45mm |
カンデラ | 41200cd |
ルーメン | 625ルーメン |
照射パターン数 | 5パターン(フルパワー、ローパワー、エコ、ストロボ、モーメンタリー) |
フルパワー時の照射可能時間 | 16時間 |
ローパワー時の照射可能時間 | 77時間 |
エコモード時の照射可能時間 | 117時間 |
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