富士山を見れるポイントは幾千とあるが、車やバイクを絡めて更に!美しく撮影出来る場所というのは多くはない。筆者もよく富士山周辺を回って良い画角ないかと探すが記事にするほどの濃いポイントな中々見つからないものだ。結局今回紹介する場所も知ってる方が多いと思う。でも知らない人もいるだからボクは記事を書く!!
そんな撮影ポイントだが、今回は少し交通事情が絡みグレーな記事になると思う。大きな声で皆さん撮影してね!とは言えない、しれっと撮影して退散するに限る。そんな場所だが、どうすれば良い画角で撮影出来るか、ポイントあるのか?等を詳しく解説していく。
目次
名もなき撮影ポイントについて
今から紹介する撮影ポイントは山梨県、三国峠にある。富士山と愛車を美しく切り取れる場所なのだが、ここは公園や施設の敷地内にあるわけではない。ごく普通の一般道に突如として現れる道路の一部分スペースである。もちろんそのスポットに名前があるわけでもなく、駐車場があるわけでもなく、何もない。歩道もない。Google Mapで見ても何の記載もない。片側一車線の峠の路肩なのである。
従って多くの人がそこの車を停めて写真を撮ろうとすれば、実質、片側交互通行になりかねない。なのでこの記事はあまり多くの人に見てもらいたくないというのも本音である。
ただ停めちゃいけないわけではないので良識、モラルの範囲内でサクッと撮影!直ちに退散すれば…。
ここから見える景色は同じようなところを探そうとしてもほぼ無いと言えるだろう。ここを走り抜ける感覚は独特なものがある。不意に現れる絶景に思わず足を止めたくなるのだが、一瞬すぎて止める前に通り過ぎてしまう。
名称 | 無し(三国峠) |
住所 | 〒401-0502 山梨県南都留郡山中湖村平野 |
駐車場 | 無し(路上駐車) |
施設料金 | 無料 |
営業時間 | 24時間開放 |
トイレ設備 | 無し |
飲食販売 | 自動販売機も無し |
シーズン | オールシーズン |
アクセスについて
先述した通り、ここは道路上にあるわけなので詳細な住所はない。また峠の下り側に路肩があるので、三国峠を登っていくと路肩には停められない。
無理にUターンをすると最悪事故る可能性があるので、上りの場合は一旦通り過ぎてその先にある駐車場でUターンをするようにしよう。詳細は後述する。
以下、Google Mapでピンを刺した辺りが愛車を富士山を美しく撮影出来る場所だ。
静岡県側から行く場合は道なり側に撮影ポイントがあるのでそのまま駐車出来るが、山中湖から行く場合は反対側なので一旦撮影ポイントを通り過ぎて、新設された「三国峠駐車場」でUターンをするといい。撮影ポイントから約2分程の距離にある。
トイレや飲食に関する事
あまり重要ではないかもしれないが、付近のトイレ事情にも少しだけ触れておこう。
基本的にはまずトイレは済ませてから来るのが鉄則だが、夕焼け滑り込みの時とかはそんな時間すらもったいない。さて付近のトイレだが幸いなことに車で2分もかからない場所にあるのだ。
その場所とは、かなり有名な撮影スポット「パノラマ台」にある。こちらもいずれ記事にする予定だ。
ちなみに峠を下らないと自動販売機すらないので飲食系は予め持ってきていたほうが良いだろう。
撮影にあたって
ここで撮影するにあたって最も注意することは交通の迷惑にならないことである。収まりが良い画角で撮影しようとした場合、どうしても反対車線側から撮影することになるだろう。もちろん横断歩道もない一般道なので自由に往来することは本来は良くない。
法律の専門家ではないので詳しくは言えないが横断歩道以外で横断するのは交通違反になるらしい。
そのことを念頭に置いて、ただでさえ路上駐車で迷惑をかける身であるのだから、行き来する車の妨げになることは絶対に避けるべきである。
さぁではここでどのように撮影するのか、どのポジションに車を置けば良いのか、どの時間帯が美しく撮影できるのか?色々あるが詳しく解説していく。
車を置く場所はどこか?
まず第一、車をどこに駐車すればいいのか?という疑問があるだろう。ただでさえすぐに通り過ぎてしまうポイントなので、近くに来たら少しスピードを抑えておこう。
山中湖に下る車線側に路肩があるのだが、車にして3~4台が停められる長さがある。しかし幅は狭い。
下の写真だと草が多くて路肩があまり見えないのだが、路肩部分が2箇所ある。車を駐車するのは富士山側の、更に富士山側(写真だと奥側)にする。
これには理由がある。写真の手前寄りに車を停めて写真を撮影した場合、後から来た車が自分の車の前に停めたら画角の中に他人の車が入って収まりが悪くなってしまう。
下の写真を見ればよく分かるが、「愛車」の前に車が停まっているが、こうなってしまうと愛車と富士山の2ショットは撮影出来なくなってしまう。
最初から奥に車を停めていれば自分より前で停まる事はないので安心と言えよう。
バイクを停める場合は段差に注意
筆者はハイエースとバイクの両方で訪れた事があるが、車は問題ないのだがバイクの場合(特にスポーツタイプ)は注意してほしいことがある。
それは路肩に停めようとした場合、路肩は舗装されていない砂利なのだがアスファルトとの境目が結構な段差がある。
直角に入れば心配はないのだが、そんな角度で入れるわけもなく、斜めから侵入した場合最悪転倒しかねない。筆者は怖くて路肩には停められなかった。
上の写真を見る分にはあまり分からないが、砂利の部分が窪んでいる。実際にバイクで侵入するには少し勇気が必要な段差だ。
手前側のほうが段差が大きくて、奥側にいくにつれ段差が小さくなるのでバイクは奥側から侵入したほうが安全だ。
オフロードバイクなら良いが、前傾姿勢のスポーツタイプは転倒したらカウルバキバキは免れないだろう。
行く時期について
さて、ここで撮影する時期についての話だがそれは富士山に雪が欲しいのであれば春秋冬、雪無しなら夏、もちろん冬のほうが富士山は鮮明に見える事が多い、というのは話すまでもない。
あくまで””ここの場所””はどの時期が良いのか?を説明していく。
夏と冬に来たことがないので今回はご紹介出来ないのだが、その時期に来次第情報を更新する予定である。
秋頃
季節が大きく影響する部分として、草の背の高さがある。下の写真を見ていただきたい。
これは今年の秋頃に行った時の写真である。見ての通りすすきや草がかなり生い茂っており、人間の背の高さまで成長している。
そしてもう一つの厄介な問題として、草が路肩部分まで侵食しており駐車スペースが実質1~2台まで減少してしまう。唯一空いているスペースも段差が大きい所でバイクが入るのは転倒の恐れがある。
だから秋が悪いと言っているわけではない。すすきがいい味を出している、秋を感じる写真である、という意味では秋に来る価値は大いにある。
春頃
次の写真は今年の春頃(5月)に訪れた時の写真である。
4月頭なのか3月中なのかは分からないが、伸び切った草は一度刈り取られている。よって、春頃から夏にかけては比較的スッキリした状態で撮影出来る。
こちらの方が撮影する時に側溝を越えて草むらの仲間で行けるので少し安心して撮影出来る。
夕方のマジックアワーが絶景
ここでは富士山が見えていることは最低条件だが、昼間と夕方では全く違う景色のようだ。ちなみに夜はと言うと危険なので撮影はしていないし、しないほうがいいだろう。
さて、昼間と夕方で撮影をしてみて分かったことは、夕方のマジックアワーの時間帯が最も美しい。これは異論は認めない、本当に美しい。車の曲線ボディに反射する淡い空、薄暗い中にも圧倒的な存在感の富士山シルエット、山中湖は燃えているかのごとく輝きを放っている。すべてが美しい。黄金比とはまさにこのこと。
このような写真を撮影するには富士山が雲に覆われていては駄目だ。雲が少なく、空が焼ける、他車がいない、様々な条件が重なった時に奇跡の1枚になる。
まとめ
名もなき撮影地、今後観光開発でビュースポットにしてほしい所である。現状だとゆっくり見ることは叶わないし、少々危険だし迷惑をかける場合が多いだろう。
あまりにも車と富士山のバランスが良い画角で撮影出来るのは、ここ以外どこがあるのだろうか?知っていたら記事にするので教えてほしい。
- 場所は山梨県(静岡県)の三国峠の途中にある
- 故に観光地ではないが路肩からの眺めが絶景
- 路肩は砂利と段差大なのでバイクだと転倒の恐れ
- 停める時は一番奥側に停めると撮影時他の車の影響を受けない
- 秋はすすきがたくさん生えてる、草ボーボー
- 春頃は伐採されていて画的すっきり
- マジックアワーがとても美しい
- 駐車場ではないのでグ全てにおいてグレー
- 全て自己責任の上で撮影する
- なし
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