巷で話題？群馬県にあるレトロな「自販機食堂」を完全解明してきた！

自販機の種類

自販機食堂には様々な自販機が設置されている。ドリンクの自販機から食品の自販機、そして滅多に見ないオモチャ自販機までも置いてあった。筆者は自販機については詳しくないので細かく説明することは出来ないが、どのような自販機があるかそれぞれ写真付きで紹介していく。

飲料系の自動販売機

まずは飲料系の自動販売機から紹介していく。

王道な所、コカ・コーラのレトロ自販機が置いてある。飲み終えたら瓶を回収するシステムとなっており、足元には回収箱もあった。瓶で飲むとペットボトルより数倍美味しく感じる錯覚が生じるのは筆者だけだろうか？

瓶コカ・コーラ自販機の横には別の飲料自販機がある。こちらはどちらかというと缶とペットボトル系が売られていた。

食べ物の自動販売機

自販機食堂の目玉食品を御存知だろうか？Twitterで頻繁に在庫報告がなされているので、ツイートを見ればすぐに分かるが、答えは「Hacoめし」という食べ物である。単純に箱にはいっている飯＝Hacoめしというわけである。それも含め自動販売機を紹介していく。

下の写真はハンバーガー、うどん、Hacoめしが売られている自動販売機だ。

Hacoめし、ハンバーガー自販機

読者の貴方、Hacoめしがどのような食べ物なのかとても気になるだろう。実際に食べてみたので率直な感想を交えてレビューしていく。

Hacoめしが売っている自動販売機は以下である。グーテンバーガーと大きくプリントされている下に３つのボタンがあるが、右端がHacoめしである。左と中央はハンバーガーである。

料金：一律300円

撮影日は試作品だったらしく「からしマヨネーズ」だった。

Hacoめし

ハンバーガー

トースト

トーストの自動販売機なんてどういうこと？と思われるかもしれないが、購入ボタンを押したら中で加熱されこんがりの焼き立てトーストが出来上がる。ここには２種類の味があり、現時点では「ハム&チェダーチーズ」「こしあん&つぶあんwithチーズ」があった。

料金：一律250円

アツアツのパンが出てくるため、おぼん、トング、ミトンがかけられておりオーナーの親切心が伺える。

チーズとこしあんが合うのか？と思われる方もいるかもしれない。だがしかし、案外マッチするのであった。これもまた病み付きになる味であったが、期間限定なので今はないかもしれない。
ハム&チーズのほうは予想していた味で普通に美味しい。ここで食べることにより雰囲気補正がかかるので更に美味しく感じてしまうわけである。

うどん、ラーメン

最後にラーメンとうどんの自販機を紹介する。中でどのように仕込まれているのかはわからないが、このクオリティの食べ物が自販機でいつでもアツアツで食べれることに驚愕する。

うどん

見た目は普通のうどんである。コシはそれ程強くはないが、ダシがしっかりと染み込み効いているのでスープまで美味しく飲むことが出来てしまう。素うどんではなく、かき揚げがトッピングされているのが嬉しいポイントだ。

料金：うどん330円

ラーメン

なんとラーメンまで自販機で買える時代になってしまった（昭和）。ラーメン屋に至っては、日本中どこにでもあり味競争が激しいジャンルである。その中であえて自動販売機のラーメンを食べるというのがこれまた良いのである。こういう場合は味に関して大きく求めてはいけないが、ここで食べることによって美味しく感じてしまうわけである。

料金：ラーメン350円

最初は「え？素ラーメンなの？」と思ったが実は違う。具が中に隠されているので箸ですくい上げる。

具はナルト、メンマ、わかめ、チャーシューが入っている。自販機のラーメンとしては珍しくしっかりとしたチャーシューが入っていたので驚いた。

コショウや一味も置いてあるのでアクセントがほしい時にありがたい。

その他の自動販売機

その他にも面白い自動販売機があったので紹介する。缶バッジ、ステッカーが売られていたり、ぬいぐるみも売られていた。今現在は完売したとのことだが、このようにオーナーの思いつきで様々なモノが売られていくので何度通っても飽きることがない。

なんとトートバッグまで売っているのである。さすがにこれは自販機から出てくるのではなく、オーナーからもらうのだが敢えて自販機にしているところが面白い。

こちらも様々なカッティングステッカーが売られている。かなり可愛いキャラクターなので、筆者は1500円の大きいステッカーを買ってしまった。

ゲーム

自販機食堂には昔のゲームセンターにおいてあったなつかしのゲームも設置されている。ここで軽食を摂っている合間、談笑している合間にゲームをプレイしている人が多くいた。筆者はやらなかったが次回はやってみたいと思う。

また１プレイが10円という破格な値段も嬉しいポイントである。

まとめ

以上長々と語ってしまったが、つまりはレトロでノスタルジックな雰囲気で、女性や家族連れにも来やすいお店であるということである。オーナーもしばしば店内に顔を出して談笑しているので、怪しさのまったくないお店である。