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チームラボ豊洲のアクセスや駐車場については以下の記事を参考にしてほしい。
2023年12月に閉館のチームラボ豊洲に行ってきた!アクセスや駐車場について
目次
人と共に踊る鯉によって描かれる水面のドローイング
次の会場は温水のエリアだ。大きな部屋一面に温水が張り巡らされ、その中を歩いていく。足湯のような感覚で気持ちがいいので長時間いても冷える心配はない。
ここも会場内は暗くなっており、天井にあるプロジェクターが水面に様々な模様を映し出す。それは流動的かつ同じ動きを一切しないのでパターンは無限だそうだ。ただ大きく2種類のパターンがあり、鯉が泳いでいるシーンと、鯉の軌跡に光の線が映し出されるシーンとで、約10分ほどでループしている。
壁はもちろん鏡張りになっているので狭さというのを一切感じない作りになっている。またここで写真を撮影する時は、後で編集をしないと良い雰囲気を作ることが出来ないのだ。後述するが撮影した生のデータだと色が飽和してしまう。
会場は真っ暗なのでスマホ等を落としたら水の中だ。足で探し出すことになるので気をつけよう。一組スマホを落としている人がいたので。
撮影時のポイント
まず最初に言っておくと、鯉がグルグル回りだして円を書き出すシーンの時に写真を撮影する場合、スマホでも一眼レフでものっぺりした写りになる。
原因を簡単に言うと画面内の「ピンク、紫」の色が多すぎて飽和してしまうからだ。以下は一眼レフRAWで撮影した生の写真だ。
見ての通り、色が飽和していて全然美しくないだろう。編集をしない場合はこうなってしまうので注意してほしい。
ではPCのライトルームで編集をするとどのくらい変わるのかと言うのが下の写真だ。
正直大きくは変わらないが、色の種類が見分けられるくらいにはなった。まぁそういう事態が発生してしまうということだ。
足だけを写すと映える
ここでは鯉が自分の周りをグルグル回るのだが、その瞬間を狙って足を写すとインスタ映えな写真に仕上がる。
できれば高い位置から引いた画角で撮れたら最高なのだが、混んでいると中々そうは出来ない。
ちなみに上の写真は魚眼レンズを使用している。特徴として端っこが丸く写るのだが、こういう撮影の仕方の時は良い効果となるのだ。
ここでも自撮りは可能だ
一人で来ていても大丈夫!ここは暗いから全然目立たない!自撮りをしたって誰に見バレやしないのさ。
壁は全面鏡張りなので、反射を利用してバシバシ撮ろう!
倒景の憑依する炎(2022年時)
この作品は隠し部屋っぽくなっており、部屋の存在に気づかず通り過ぎてしまう人のほうが多いらしい。
通常1本のルートで連続で各会場に繋がっているのだが、ここの部屋だけ分岐して入るようになっている。この部屋がどこにあるのかと言うと、上で紹介した鯉の部屋にあるのだ。
暗くて分かりにくいがこの部屋には出入り口が3箇所あり、一つは出口、もう一つが隠し部屋へと続く入り口になっている。なので、この部屋に来たら必ず隠し部屋を探し出そう。
そしてその隠し部屋にあるのが投影された炎だ。そこにはソレ以外はなにもない。ただただ揺らいでいる巨大な炎を見つめる場所になっている。
炎の近くには立ち入ることが出来ない。別の段差で区切られた床には水が張っており、人が立ち入れないのでキレイなリフレクションとなっている。
この部屋は非常に狭いので、6人くらいが来たら一番前では見れないくらいだ。また写真ではなく、動画で見たほうがこの作品の味を感じ取れるだろう。
意思を持ち変容する空間、広がる立体的存在
作品名が少し文章に成りかけていることには触れずに次に行こう。さてこの会場は巨大なボールが大量に置いてあったり吊ってあったりする空間だ。
様々な色の照明によってボール自体も変色を繰り返し、また中は乱気流の如く風が吹いている(正確に言うと空気を吸い込んでいる)のでボール達が跳ねたりあばれる君になる。
実はここの会場も色飽和が起こってしまいがちなので、撮影した写真はしっかり編集する必要がある。
ここは明るいのでスマホでもノイズが少ない写真を撮影出来る。また撮影のコツとしてカメラを床ギリギリまで持っていき、鏡と上の空間を半々にして撮影すると雰囲気が伝わりやすい。
逆に、会場の全体像が分かる写真を、自分の胸の位置から撮影してもありきたりな写真になりがちだ。なるべく低くを意識すこと。
巨大なボールは手で触ってもいいとのこと。
撮影後の編集の流れ
せっかくなのでここで撮影した写真の編集の流れを見ていただきたい。先程色飽和が発生する場合があると書いた。では下の写真を御覧いただきたい。
これは色飽和が少し発生してしまった写真である。画角的にはインスタ映え画角なのだが、色といい明るさといい残念だ。
この写真、ぱっと見てまずは暗いという印象が強い。では明るさだけを上げれば回復するのではないか?と思いがちだがそれだけだた全く解決にならない。実際に明るさだけを上げた写真がこちらだ。
オーマイガーですね。色が更に飽和してしまうのだ。ポイントとしては編集の際に「彩度」と「色相」という項目があるのだが、この項目をいじることによって回復へと向かう。
どうだろう、カラフルでポップな写真になったのではないか。ブログにアップする用で画質を極端に落としているのでザラザラ感があるが、色の変化はこういったように編集の際にいじることになる。
Floating in the Falling Universe of Flowers
ここが今回筆者が目玉として推しに推す会場である。半円状のドームの中で作品を見るスタイルでプラネタリウムに近い感覚だ。椅子などはなく床に座るスタイルだが、寝そべってもいいのでリラックスしながら鑑賞することが出来る。
会場も暗いので寝そべってしまうと眠りに落ちてしまいそうな雰囲気である。
どういったモノが見れるのかと言うと、半円状の天井に360°マッピングされた映像が投影される。その映像は床の鏡にも反射するので、視界の全て720°がプラネタリウム状態となる。これは体験してみないと伝わらないが、中毒になる没入感であった。異世界転生した気分だ。
ここも終始、人が居る状態なので空の状態で撮影するのが困難である。やはり被写体をのみを画角内に入れたいのならば開園と同時に、ここを目指して来ることだ。上の写真は中の状況をわかりやすくするため、明るさを極限まで上げた写真なので実際には人の顔を識別できるほど明るくはない。
撮影時のポイント
読者もなんとなく分かってきているとは思うが、ここでスマホでの撮影は困難を極める。とても暗いのだ。明るさが足りない。スマホで夜景を撮影しようとしても綺麗に撮影できないのと一緒だ。
一眼レフに頼るしか無いのだ。一眼レフに頼ると言っても、編集有りきの写真撮影となる事は間違いない。
一眼レフでもF値は開放、ISOは3200以上でないと撮影は困難を極める。また手ブレ軽減のため、シャッタースピードは頑張っても1/10くらいが限界であろう。
投影された映像は常に動いているので静止した写真を撮影したければシャッタースピードは1/50くらまで早めないといけない。三脚も使えないのでここが難しいところだ。
魚眼レンズを使用する事
この半円状のドームで筆者がオススメする撮影としては、またしても魚眼レンズを使用することである。この会場内で紹介している写真は全てこの魚眼レンズを使用して撮影した写真となる。それ程に美しく写る、というよりかこのドームの広さとマッピングのダイナミックさを写真に写す場合は魚眼レンズ一択なのだ。超広角レンズではだめで魚眼レンズということに意味がある。
様々なレンズマウントに対応し、約2万でレンズとしては安い部類なのでこの機会に購入しておいても損はしないだろう。
魚眼レンズを使用することで上下左右余すこと無く写真に収めることが出来るのだ。どうだこの写真の迫力は、もはや意味不明であろう笑
長時間露光が撮影のミソ
そしてもう一つインスタ映えな写真を撮影するポイントとして長時間露光をすること。シャッタースピードを長くして光の軌跡を残すのだ。
そうして撮影した写真は下のようになる。
目を疑うような写真を撮影出来るのだ。これも魚眼レンズを使用している。
ポイントとして、3~10秒くらいが丁度いい。あまりに長すぎると白くなってしまい美しくなくなる。
ここで一つ疑問が出るはずだ。三脚を使用しているのか?と。
答えはもちろんノーだ。
ではどうやって撮影しているのかと言うと、とっても簡単なことでカメラを床において手で抑えながら撮影している。その証拠に床の鏡すれすれな事が分かる。
呼応する小宇宙の苔庭
次なるエリアはinstagramの広告でよく見る場所だ。ぱっと見が宇宙人の卵のような光景の場所だ。夜になるとその卵は呼吸をするように発光する。
どこか別の惑星に来た感覚に陥るのだ。ここもまた壁が鏡張りになっているにで場内を広く見せる仕掛けになっている。
そしてここは屋根がない会場になっている。つまりどういうことかと言うと、日中は太陽の光が入ってくるので外と同じく普通に明るいのだ。
それが最も注意する点で、もしも日中に行ってしまうと発光する卵達は見ることが出来ない。
また、館内には自動販売機含め飲食する所もない。
昼に見れる光景
決して昼間に行ったら間違いというわけではなく、昼間には昼間の顔がある。本来の姿はクロムメッキの卵で中を覗くとLED発光体が入っている。
また昼間ならではの演出として、霧を発生させているのと、夜では視認できない苔もある。
写真を見て伝わるか分からないが、意外と会場内は狭く細い。
自撮りも可能!
夜に見れる光景
さてここの本領は夜に発揮される。ちなみに何時頃に卵たちが光りだすのかは、公式サイトに記載されているのでそちらを参考にしていただきたい。
執筆時点(2022/05/31)では18:50に光りだす。
つまり約19時頃まで待たなくてないけないので、もしこの光景がみたいなら昼間に来てはいけない。夕方頃に来るのが時間的に丁度いいのだ。
近くで見ると宝石のように美しく輝いている。実際の目で見るともっと美しい、写真で伝えるには限界がある。
卵は手で押すと音色を響かせ周辺の卵が呼応するように色を変えていく。
Floating Flower Garden
そして最後のエリアは皆知っているであろう、新しく出来たお花のエリアだ。天井から吊るされた無数の花につつまれているこのエリアでは、花の香りで満たされており心も体も落ち着くリラクゼーション効果がある。
もちのろん床と壁は鏡張りになっている。
先に言っておくと、この会場は被写体ががいてこそ映えるスポットであった。その大きな理由として、誰もいない景観を撮影したとしても、写真で見ると花がごちゃごちゃしていて良く分からない写真になってしまった。
まず驚くべきことは、会場内に入ったと同時に現れる電脳世界のような景観、サーバー室のようにも見える。
とにかくすげぇと思わず口に出てしまうような入り口である。
天井からぶら下がっている花たちは通常は足の膝くらいまで下がっているのだが、近づくと人を感知して周辺の花が自動で昇降するシステムとなっている。
なので各々が自分だけのスペースで写真撮影することが出来る。
非常に申し訳ないが、この会場については写真の数が少ないため、これくらいしか紹介できない。
公式サイトにもサンプルがたくさん掲載されているので、インスタ映えの画角等はそちらを参考にしていただきたい。
チームラボ豊洲のアクセスや駐車場については以下の記事を参考にしてほしい。
2023年12月に閉館のチームラボ豊洲に行ってきた!アクセスや駐車場について
まとめ
非常に長くなってしまったが、記事としてまとめるとこんなもんだ。とにかくインスタ映えが激しい!行けば分かる行かないと分からない!
閉館する事が決まっているので迷っているなら早いうちに行っておくべきだと年念を押しておく。
また一人でも楽しめるので、恥ずかしがらず行ってみよう!館内は基本暗いので一人でいても目立たないし、他の人は写真撮影で夢中になっているので誰も自分の事を気にするわけでも無い。
撮影に関しては、スマホだと限界がある場所が多いのが残念だが、それは仕方の無いこと。本当にいい写真を撮影したいなら一眼レフカメラ等を持って本気で撮影に臨むといい。
余談ですがこの記事は1万文字です。お疲れ自分、、誤字脱字がめちゃあると思いますがお許し下さい。もう疲れました。
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