夏の風物詩はたくさんあるが、特に人気の風物詩といえば「花火」である。
筆者もカメラを持って様々な花火大会に行き、夏を味わっている。
上の画像は筆者が立石公園から撮影した写真である。(比較明合成)
さて、そんな花火大会だが、筆者が気に入った花火大会の一つに、
「諏訪湖祭湖上花火大会」がある。
この花火大会の見どころはやはり湖のすぐ上で花火が開くところだろう。
これを「水上スターマイン」という
そして終盤には、滝のように流れる全長約2kmの「ナイアガラ花火」もある。
そんな花火大会だが、今記事は大会の概要などの基本的な部分を詳しく解説していく。
特に車で行く方は駐車場や混雑具合などが非常に重要になってくる。ぜひとも目を通してほしい。
カメラマンとして行く場合の撮影スポットについては以下の記事を参考にしてほしい。
【2021】諏訪湖祭湖上花火大会の穴場スポットはやっぱり『立石公園』だった
花火の穴場スポットなどは別記事にするのでそちらを見てほしい。
目次
諏訪湖祭湖上花火大会の詳細
長野県諏訪市の諏訪湖で毎年開催されており、打上数、規模ともに全国屈指の有名な花火大会であり、今年で70回目の開催となる。来場者数は約50万人(昨年)と非常に大規模である。プログラムは2部構成となっている。
全国的に見ても非常に有名な花火大会であるが故、花火大会当日は尋常ではないほど混雑する。またリピーターも多く、大会が終わった当日に1年後の宿を予約する人も多数いる。
車で行こうとするならば、夜が明ける前に到着しないと確実に会場近くには駐車できないと思ったほうがいい。
ここまで人気が出た大きな理由としては「水上スターマイン」という水面ギリギリで半円を描くキレイな花火を見ることができるからではないか。
諏訪湖で開催される花火大会は他に「全国新作花火競技大会」がある。
こちらは毎年9月の第1土曜日に開催される。
規模は諏訪湖祭湖上花火よりは小さめではあるが、どちらも人気である。
会場へのアクセス
諏訪湖へのアクセスだが、最初に伝えておくと、車で行く場合は尋常ではないほど交通渋滞するので覚悟して向かったほうが良いだろう。
公式サイトでも車より電車を使ったほうが良いと記載されている。
車でのアクセス(高速道路使用)
東京からの場合(東京駅)
- 距離は約200km
- 時間は約2時間30分
名古屋からの場合(名古屋駅)
- 距離は約200km
- 時間は約2時間45分
大阪からの場合(大阪駅)
- 距離は約370km
- 時間は約4時間45分
所要時間はあくまでも平均的な時間であって、当日は100%と言ってもいいほど渋滞に巻き込まれる。場合によっては、高速道路出口付近から渋滞が始まっている可能性がある。プラス1時間以上と考えていたほうがいいだろう。
電車でのアクセス
東京(新宿駅)⇔上諏訪駅
新宿から特急「すーぱーあずさ」松本行で上諏訪駅へ
所要時間:約2時間15分
料金:約5,830円
名古屋駅⇔塩尻駅⇔上諏訪駅
名古屋駅からJR中央本線「特急ワイドビューしなの13号 長野行」で塩尻駅へ
塩尻駅からJR中央本線「特急スーパーあずさ22号」新宿行で上諏訪駅へ
所要時間:約2時間10分
料金:6,260円
大阪(新大阪駅)⇔名古屋⇔塩尻⇔上諏訪
新大阪駅からJR東海道新幹線「のぞみ26号」東京行で名古屋駅へ
名古屋駅からJR中央本線「特急ワイドビューしなの13号 長野行」で塩尻駅へ
塩尻駅からJR中央本線「特急スーパーあずさ22号」新宿行で上諏訪駅へ
所要時間:約3時間30分
料金:約10,040円
交通規制、駐車場事情
花火大会当日のみ諏訪湖周辺一帯に交通規制がはられる。もちろん普段は無料の駐車場も有料になる。
諏訪湖祭湖上花火大会 交通規制図
交通規制図は下記の公式サイトに詳しく書いてある。また、PDFでダウンロードできるので車で行く方は必ず目を通してほしい。一方通行に変わっている箇所も複数あるので、知らずに行った結果、遠回りになるなんてことは避けたい。
駐車場
車で向かった場合の最も大事なポイント。それはいかにいい場所の駐車場に車を停めるかである。
基本的に当日の早朝に駐車場が開放される仕組みである。
当日は臨時駐車場も開放されるのだが極めて少ないので、やはり早めに行って駐車場を確保したほうが良さそうである。
駐車場一覧も公式ページに記載されているので必ず目を通しておきたい。
開催日程、場所
諏訪湖祭湖上花火大会は毎年8月15日に開催される。日にち指定なので決して土日に開催されるわけではないので注意してほしい。以下詳細である。
日時 | 2018年8月15日(水曜日)※雨天決行、順延なし |
---|---|
打ち上げ時間 | 19〜21時ごろ |
打ち上げ場所 | 諏訪市湖畔前・諏訪湖上(長野県諏訪市湖岸通り3丁目) |
開場時間 | 当日14時以降 |
打ち上げ総数 | 約40,000発 |
打ち上げ場所
花火を打ち上げる場所は、湖の上である。つまり遮る建物などがないので打ち上る瞬間から開くまでの全体を見ることができる。
下の地図の湖上のマーカーが花火を打ち上げるおおよその場所である。
画像で見るとわかりやすい。(立石公園より)
花火は中心以外にも、広い範囲で打ち上げる。
有料席
有料席にも種類があり、この記事を書いている時点で受付終了している席もある。
従って未だ購入できる可能性がある有料席のみ記載する。
諏訪市文化センター前売(約3,000席)
- 発売日時:7月26日(木)…午前8:30から
- 金額:石彫公園…大人3,500円、小人1,000円
湖畔公園…大人3,500円、小人1,000円 - 販売場所:諏訪市文化センター(第一集会室)
ローソンチケット前売(約6,900席)
- 発売日時:7月27日(金)午前10時から
- 金額:石彫公園(手数料込)…大人4,300円、小人1,500円
湖畔公園(手数料込)…大人4,300円、小人1,500円 - ローソンチケットに関するお問い合わせはこちら
・ローソンチケットオペレーター問い合わせダイヤル
0570-000-407(10:00~20:00)
旧東洋バルヴ跡地桟敷席 当日販売(約5,000席)
- 当日販売(午前8:00から)
- 金額:1,500円
- 販売場所:旧東洋バルヴ跡地
Cゲート(商連特別桟敷席)約3,200席
- 発売日時:7月1日(日)~同8月12日(日)
※市内店舗のみ。Web予約は受付終了 - 金額:4,000円(1枚お一人様限り、500円分のお買物券付)
- お問い合わせ:諏訪市商業連合会(諏訪商工会議所内) TEL0266-52-2155
- 販売場所:諏訪市内店舗 約20店舗
まとめ
以上が諏訪湖祭湖上花火大会の詳細である。筆者は何度も当花火大会に車で足を運んでいるが、非常に混雑するので可能ならば前日入りしていたほうがいいと思った。
もしくは、夜が明ける前に到着するようにしないと朝の8時ですら渋滞にハマる。
今記事では基本的な部分しか触れなかったので、以下の記事はカメラマンとして行く場合の撮影スポットについて詳しく解説する。
【2021】諏訪湖祭湖上花火大会の穴場スポットはやっぱり『立石公園』だった
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