【2023】あじさい寺で有名な「明月院」の駐車場やアクセス、撮影について

梅雨に入るとあじさいの季節になりますね。一年で最も気分が下がり気味な6月、毎日雨や曇ばかり、太陽を拝めないと鬱になってしまうよ!という方も多くいらっしゃるはず。

そんな梅雨の時期だけど、せめて少しばかりは晴れやかな気分になる日が欲しいのも確か。心が晴れやかになるかは分からないが、境内にまんべんに咲き誇るあじさいを見ればそんな気持ちを少しだけ払拭出来るかも。

今回は神奈川にあるとっても有名な明月院のあじさいを見てきたのでその詳細綴っていく。
つい先日行った時の写真を掲載するが行く時間が少し遅れてしまったため、誰も居ない境内は撮影出来なかった。
今回は明月院の駐車場情報と、インスタとかでよく見る構図を撮影するために努力することを書いていく。

あじさいの見頃:6月中旬〜下旬
開花時期:5月下旬〜6月下旬

明月院とは?

あじさい寺として有名な明月院。絶景写真として数多く紹介されているので、一度耳にしたことがある人も居るのではないかと思う。
毎年6月の梅雨の時期になると境内には2500株を超える多くのあじさいが花を咲かせる。明月院ブルーとも言われ、全国から多くの人を呼び寄せるのだ。


石段の両脇の咲き誇るあじさいはあまりにも有名すぎる写真だ。

ここ明月院は1159年に平治の乱で戦死した武将の供養として建てられたという。
もともとは明月院という名称ではなく、明月庵と言われていたが後に改名。

境内には鎌倉最大のやぐらと言われる「明月院やぐら」や、丸い窓の先には通常は非公開の庭園(時期限定で入れる)がある。

名称明月院
住所〒247-0062 神奈川県鎌倉市山ノ内189
営業時間8:30~17:00(6月のみ)、通常は9:00~16:00
定休日無し
料金大人 500 円 、中学生 300 円 、小学生 300 円
本堂裏庭園拝観は別途で500円
駐車場付近に多数有り、詳しくは後述
電話番号0467-24-3437
あじさいの見頃6月中旬〜下旬

アクセスについて

明月院は神奈川県の鎌倉市に位置している。付近には「北鎌倉」駅もあり電車でのアクセスは良い。
しかしあじさい祭りの期間中、車で行く場合は駐車場が足りない状況になるので極力電車を使った方がいいだろう。

〒247-0062 神奈川県鎌倉市山ノ内189

ちなみにJR北鎌倉駅からは徒歩10分で明月院に行くことが出来る。

駐車場について

明月院には専用の駐車場は無い。車で行く場合は民間の駐車場に停めるしかないのだが、期間中の明月院付近の駐車場は激混み状態になる。

土日の9時ころになるとほとんどのコインパーキングは満車状態になる。出来るだけ電車等の公共交通機関を使うのが好ましいのだが、どうしても車で行く場合は渋滞&駐車場難民になる事を覚悟していこう。

ポイント
あじさい期間中に車で行く場合、可能ならば現地に8時くらいには到着しておいたほうがいいだろう。10時になると狭い道路は大渋滞(踏切もあるので)、そして駐車場はどこも満車、車を停められすグルグル状態になってしまう。

下の駐車場一覧は、明月院から近い順に紹介していく。

ポイント
今から紹介する駐車場は、明月院に近い順ではあるが全てが徒歩10分以内、1km未満にある駐車場だ。
そして離れていれば離れているほど安いというわけではない!

シンコウパーク北鎌倉

明月院から最も近い駐車場である。踏切の目の前のにあるので、渋滞していると反対車線から進入することはかなり厳しいと言える。
またあじさい期間中は最大料金が適用されないので注意。

ショウワパーク北鎌倉

ここも明月院からかなり近い駐車場である。こちらも踏切のすぐ近くにあるので反対車線からの進入は気を使うことになるだろう。

また、上の駐車場と同様に最大料金が適用されないので注意。

タイムズ北鎌倉第3

皆安心なタイムズの駐車場。ネットで空き情報が見れるので、行く前に確認するといい。

ここに駐車するとフロントが道路にスレスレくらいなので、長いハイエースのような長い車両は厳しいかもしれない。

マイパーキング北鎌倉

比較的新しい駐車場である。新しいが故にgooglemapではまだ登録されていないようだ。
広いので大きい車でも駐車しやすいのが良い。筆者もここで駐車した。

謝罪
申し訳ないのだが、ここだけ料金看板を撮影しわすれてしまった。
料金については公式ページを参照していただきたい。

タイムズ建長寺西

ここのタイムズは駐車場が広く停められる台数も多いので割とチャンスがある。

ナビパーク山ノ内第1

なんと2台しか停められない駐車場がここだ。しかも狭い上にバックで停めないと出る時に悲惨なことになるだろう。

タイムズ北鎌倉第4

ここの駐車場も広い。そして最大の特徴がトイレ設備があるということだ。
例えばここで前日夜入しての車中泊を行うのであれば、トイレ設備があるココ一択になる。

北鎌倉第三駐車場

最大料金が比較的安いのが特徴の駐車場。
※あじさい期間は最大料金は適用されない模様。

デイパーク北鎌倉

次に紹介する駐車場もgooglemapではヒットしない場所だ。
2台のスペースがあるのだが、広くはないのと、道路に面しているのでバックで入れるのも大変そうだ。

特徴としては、フラップ板が無いので車高の低い車でも駐車が可能な点だ。

三井のリパーク 鎌倉山ノ内駐車場

明月院から少し離れている割には料金が高い印象を受けた駐車場。

タイムズ北鎌倉第2

結構広いタイムズの駐車場。今回紹介した駐車場で最も遠いところにある。
と言っても、徒歩10分程で1km未満である。

駐車場のまとめ

以上が明月院付近のコインパーキング事情である。
何度も言うが、コインパーキング沿いの道路は踏切があるゆえにかなり渋滞する。そもそも交通量が多い道である。

そして必ず注意するのが、期間限定で最大料金の適用が無効化される駐車場もあるということ。
踏切に近い2つの駐車場は明月院へにアクセスが良いが、期間中は最大料金なしなので注意!

明月院で撮影する際の注意事項

6月中旬があじさいが最も潤う時期ということは伝えたが、もちろんその時期に合わせて人も大量に押し寄せ潤うのだ。
それも尋常ではないほどに混む。どれほどかと言うと、開門の30分前(8:00)で100人以上は行列が出来ている状態だ。

筆者が行ったときは平日で空いているかと思ったらこのザマだ。余裕を持って30分前に行ったのだが甘く見すぎていた。

もし貴方が誰もいないあじさいの風景を撮影したいなら少なくとも7時頃には並んで最前列組に入らないと厳しいだろう。
その理由も後述する。

開門の1時間前には並ぶべし!

筆者は明月院付近の駐車場には朝の6時頃には着いていたのだが、周辺駐車場の取材をして時間がなくなり、機材を持たずに7:30頃に行ったら既に20人程並んでいた。
上位30人くらいなら開門ダッシュをして無人のあじさい風景を撮影できるが、50番目くらいになるとそれはほぼ不可能といえる。

そして、土日の晴れた日の場合はそれ以上に混むことが予想される。
朝の6時には駐車場に車を置いて、門まで見に行ってみよう。混んでいたら直ぐにカメラを持ってこよう。

あじさいの石段 の撮影について

門の料金所をまっすぐ上がると有名なあじさいが咲き誇る石段が姿を現す。明月院の代表的な撮影スポットだ。
来ているカメラマンはダッシュしてこれを撮影しに行く。

このように無人の石段を撮影出来るには開門してから30分間しかないのだ。
なぜかと言うと、9:00までの30分間はこの石段を通行止めにしている。よって柵の手前には人が波のように押し寄せる。

注意
この石段の途中、左右に道があるのだがそこは封鎖されていないので進入することが可能なのだ。

ここで注意してほしいのが、開門直後の撮影ラッシュの時に中腹を横切ったしてしまった人が、カメラマンに「邪魔だよ!」「どけよ!」「おいっ!」と罵声を浴びせられていた。
別に悪い事をしているのでは無いのだが、そういうカメラマンも中にはいるって事を念頭に置いておこう。

そしてここの撮影場所は同じ写真を撮影した人達で非常に混雑することになる。下の写真を見てほしい。

これは開門して2.3分後の写真だ。どうであろうか?皆ここからの写真を求めて同じ場所に集結してしまう笑

最前列に行かないとキレイな写真は撮影出来るわけもない。しかし、待っていれば次第に前に進める。中には横入りしてくる人も居るので、こういうときは消極的にならずにグイグイ前に歩を進めよ!

ポイント
30分間しか石段は封鎖されないが、実際に人が居ない写真を撮影出来るにおは開門10分くらいまでとなる。
先程も言ったが、封鎖とはいっても石段の全ての入り口ではないので、横切ったり、降りてくる人も多くいる。

ちなみに9:00に封鎖が解除されると一気に人が流れ込んでくる。

悟りの窓の撮影について

そして明月院のもう一つの見どころが「悟りの窓」という丸い窓がある間だ。こちらもあじさいの石段と同じく人気の撮影スポットになっているので、撮影行列が出来るのだ。
石段の登った先にあるので、まずは石段を見てから悟りの窓というルートになるだろう。

ポイント
ただ、石段と違ってこちらは順番制になっているので、列に並べば誰でもベスト立ち位置での撮影が可能なのはカメラマンにとっては嬉しい。

悟りの窓は順番制であるが故、撮影出来る場所が一箇所になる。このように柵で囲まれているので並ばずに別角度から撮影といったことは出来ない。
では、開門15分後(8:45)ころの悟りの窓付近をみてみよう。

こちらも既に渋滞が出来ている。ディズニー◯ンドかってくらいに院内は混み合うので、やはり朝イチで来るに越したことはない。

順番が回ってきたら撮影するのだが、各々だいたい30秒くらいの持ち時間で交代していた。
つまり30秒くらいのペースで流れているのに、一組だけ3分とか居座ってしまうと嫌な視線に悩まされるだろう。
なので、自分の番が来る前にカメラの感度やSSといった設定は予めしておこう。

レンズは中望遠くらいが良い

悟りの窓の有名な写真といえば、画角内に丸い窓のみがある写真なのだ。実は撮影場所から悟りの窓までの距離は少し遠いのだ。
例えばスマホのカメラ(標準)で撮影した場合は、遠すぎて手前の物も画角内に入り込んでしまう。

例にスマホで撮影(標準レンズ)した画角はこんな感じに仕上がる(実際は一眼レフで撮影)

APS-Cで56mm撮影した写真が下の写真だ。

一眼レフで撮影するのであれば広角よりも、望遠系のレンズを持っていくことをおすすめする。

9:00までが悟りの窓の撮影チャンスタイム!

悟りの窓を撮影するのであれば9:00までがチャンスタイムと言える。それはなぜか?

悟りの窓の裏には庭園があるのだが、9:00に庭園が開放される。すると窓の奥側の人が写り込んでしまうのだ。庭園自体は別途500円かかるので皆が入れるわけではないが、庭園待ちの行列も出来ていた。

まとめ

明月院のあじさいの見頃は6月中旬から下旬までだ。結構期間が短いので混雑は回避できない。
筆者のオススメとしては平日にしぼり、開門1時間前に並び、石段を撮影、次に悟りの窓を撮影。この間は30分以内で済ます。
あじさいが咲き誇っているので足を止めて見たくなるかもしれないが、優先順位をちゃんと決めないと撮影出来なくなってしまうので注意すること。

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